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放射能放射能って、心配しすぎ?
2011-03-20 Sun 22:14
 超久しぶりの更新ですが、まずはこちらの日記をごらんください。
 ヒトサマの日記ですが、原発関連の情報が少なすぎるので、転載します。

 ★★★

エ━ス@ヤシマ作戦中さんの日記

 長文だが、読んで下され。(追記あり、新コメ参照 2011年03月19日22:37 以下、昨夜のURL周知以降の、同窓MLでの質疑応答の抜粋。
個人名はビミョーにボカしてあるし、非理系からの質問は判り易く解説してあるから、不安解消に役立つと信じて掲載。
一応はココロあるエリート集団なので、信用してくれい。
もちろん、転載拡散ジャンジャンやれ。

トシキ;渡米して数年、骨髄移植と放射線治療の研究をしている専門家。
レイ;文系、会社経営。
ぼよよん;文系、在米金融関係。
しばりゅ━;文系、芸能プロモーター。
エース;俺だよ俺。


Q/レイ;「放射線被曝」 と 「放射性物質による体内被曝」 これらの影響の違いを教えてください。

A/エース;放射性物質をくっつけた状態だと、そいつらから持続的に放射線を浴びる、
放射線単体の被曝なら、線源に近いトコに居る間だけ、
いずれも、『放射線を受けた』影響には違い無し。
被曝時間と、線源からの距離が違うけどぬ。
《線源の発する単位時間当たりの放射線量》×《被曝時間》×《距離要素》の積が、何mSvになるか、がリスク判定のシンプルな基準になると考えたまい。
距離要素として、単純に『遠くなれば極端に減弱』するから、ココ試験出すからね。
特例で、プルトニウムは単体微量で素晴らしい生物毒性を有しているけれど、
今回のウラン燃料炉と、ヨードやセシウムの放射性同位元素?ラジオアイソトープなんかは、プルトニウムに比べれば屁なので、
セシウム如き恐るるに足らず。

A/トシキ;放射線を体の外から浴びたら外部被曝
放射線を体の中から浴びたら内部被曝(=放射性物質による体内被曝)
外部被曝と内部被曝をまとめて放射線被曝と呼びます。
風に乗ってやってくる放射性物質は花粉だと思ってもらえればOKです。単純にはたいたり、水で流したりするだけで取れます。そのようにして取ることを除染と言います。外部被曝と内部被曝の影響の違いはありません。単純に内部被曝は除染できないので照射時間が圧倒的に長くなる可能性が高いだけです。

Q/レイ;このリンクは、「包括的核廃絶機構」かな? の情報に基づいたアメリカの記事なんだけど、エースにもらったメールでは、放射性物質がセシウムだから、このリンクに表示されてる風に乗ってやってくる放射性物質の危険度は、体内に1?2個入ってもだいじょうぶということか? というか、それぐらいは、日常的に吸い込んでるのかな?

A/エース;『ホーカツテキカクハイゼツ』の時点で、発信情報にバイアスかかりまくってる希ガス。
エース的には、少量のセシウムくらい検出されても、健康被害にナーバスになるよなラジオアイソトープでもない、と思うんだけど、どう?
もちろん、原子炉の損傷レベルの推定の材料にはなると思うだで、そっち側からのDEFCON(警戒レベル)には役立つんだろうけど。
僅かなラジオアイソトープ如きで、マイクロシーベルト単位で騒ぎまくるのは、もはや扇動に過ぎないと思う。
パニック抑制の心理効果を考慮して、
桁の馬鹿デカくなるμSv(マイクロシーベルト)を止めて、医療被曝でも一般的なmSv(ミリシーベルト)を用いることを提言(トシキ信じられる?日本のマスコミなんて『いちまんきゅうひゃくさんじゅうマイクロシーベルト』なんて恐ろしく解りにくい巨大な数字流してたんだぜ。11mSvくらい、俺ら臨床じゃ一年かかんないだろ。

A/トシキ;レイの言っているのは、包括的核実験禁止条約
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%85%E6%8B%AC%E7%9A%84%E6%A0%B8%E5%AE%9F%E9%A8%93%E7%A6%81%E6%AD%A2%E6%9D%A1%E7%B4%84だね。
Natureの記事読みましたが、ここでも専門家が「The levels in Japan itself, outside the immediate vicinity of the Fukushima power plant, "wouldn't scare me",he adds.」
つまり福島原発のすぐそば以外であれば私は怖くないと言っています。
日常的に放射性物質となったセシウムを吸い込むことは無いと思います。ただ、セシウムから出るような放射線は日常的に浴びています。少量入っても大丈夫かということに関しては、大丈夫です。というか、何を持って大丈夫とするかですが、今の東京での放射線量は常識的な感覚で「全く」問題ないと言えます。

Q/ぼよよん;ぼよです。
放射線の外部被爆と内部被爆はよくわかりました。
現在原発から半径20キロの避難命令と30キロの屋内待機命令が出ていて、米国からは50マイル(約80キロ)の避難勧告が出ています。昨日の米国公聴会では米国国内の原発事故の場合は公式な避難命令は10マイル(約16キロ)なので、国内外で米国の方針が違うのはおかしいという意見表明が出る一方で、歴史的に10マイル(16キロ)は危険ではないかと言う声もあるそうです。
嫁さんの両親が概ね60キロ地点で生活しているのですが、どう思いますか。
ちなみに今日のNew York Timesには、潜在的放射線は7マイルで40レム、10マイルで14?15レム、20マイルで13レム、40-50マイルで10?11レムということで、10?40レムはBlood Chemistry Changeを起こすと書いてありました。

A/トシキ;正直なところ放射性物質の拡散に関しては私はプロではありませんので正確なところは分かりません。素人として情報を漁った限りではやはり原則的には“距離の二乗に反比例して濃度は薄まる”(エース註・ココ試験に出るよ!)ことは正しいようで(MIT website)、50km圏外であればチェルノブイリ級の事故でも直接被爆による被害は殆ど無いというのが感覚です。200km離れている東京に至っては何があっても問題ないと思います。ちなみに避難勧告は測定放射線量に応じて基準が決まっています。これこれの濃度に至る可能性があれば「退避」、これこれの濃度の可能性があれば「屋内待機」というようにです。つまり一律10マイルというのはナンセンスですし、今ひとつ分かりません。
チェルノブイリでは甲状腺癌が唯一増えたことが明らかになった癌ですが、この原因は当時ソ連が情報を隠蔽して放射性物質を高濃度に含んだ作物を食べた内部被曝によるものであることが分かっています。(エース註・ココ試験に出るよ!)今回は情報を隠すことができない状況(リアルタイムで各地の放射線量はモニタリング・公開されています)ですし、日本人はバランス感覚を逸してヒステリックにしかも一時的にリスク回避する(かいわれ大根O-157,狂牛病, こんにゃくゼリー vs 交通事故死亡1万人/年、煙草による発がん6万人/年)ので、高濃度に被爆した作物を口に入れることはないでしょう。それよりも風評被害で実際には問題ないものも全く売れなくなるでしょう。こちらの方が私は心配です。(エース註・ココ試験に出るよ!)
ご両親は高齢ですので、失礼ですが全く問題ないと思います。急性障害は100mSv以上という非常に高い放射線量を短期間で浴びなければならない(エース註・ココ試験に出るよ!)ので、ブログでも記載したとおり現場以外ではまず起きません。なので心配すべきは晩発障害の発がんだけです。そして癌の発症率も子供であれば僅かな発ガン率の上昇も先が長いので気にならないことはないですが、ご高齢の方は平均寿命まで20年も無いので本当に影響は全く無視できると思います。それよりも精神的に不安定になることの方が可哀想ですね。それにしても日本のマスコミは酷いですね、あと専門家の発信が少なすぎる。東京以西の人は物資を購入することが直接東北の人をたった今、殺していることに繋がることが分かっていないのだろうか?ここ名古屋でさえ日常物資が店から消えているそうです。マスコミは最初からそちらを防ぐことに全力を上げるべきだった。国家的な危機にあって大局が見えない人が報道番組を作るとこうなるものかと目を覆わんばかりです。
ちなみに私は癌のことをずっとやっていますが、日本が癌が多いのは全体で見ると発ガン率が高まったわけではなく、他の病気で死ななくなったからです。
いまどきレムとはNew York Timesもやりますね、古い単位です。1レムは 10mSvです。潜在的放射線の意味がよくわかりません。大事故が起きた場合の線量でしょうか。7マイル 400 mSv,10マイル 140-150mSv,20マイル 130 mSv、30-50マイルで100-110mSvということですね。ただこれが何の量なのか分かりません。これが毎時つまり400mSv/時であれば結構な量なのでありえないと思います。おそらく400mSv/年などかと思います。
発がんのリスクが明らかに上がる(わずかですが)ことが分かっているのが100mSvからですが、これも実は不正確な表現で放射線の障害は照射総量だけでなく、その量の放射線をどのぐらいの期間で浴びたか、「線量率」と言いますが、これが大変効いてきます。つまりTotal400mSvでもそれを1時間で受けるのか、1年かかって受けるのかで全く障害の程度は変わります。単純に短い期間で受けた方が障害は酷くなります。
ちなみに骨髄移植の際の線量率は5?15cGy/分つまり50-150 mSv/分, 3,000-9,000mSv/時になります。これで骨髄移植の際は2,000 mSvを1回?6回照射(合計 2,000 mSv - 12,000mSv)します。もちろん副作用や2次発がんも目に見えるほどありますし、そもそも比較すること自体がおかしいのですが、今議論されている量ですぐにどうこうなる(急性障害)は無いよ、あっても随分たってからの発がん(晩発障害)の率ですよということが言いたくて示しました。

Q/しばりゅ━;内部被爆はどのような状況で起きる現象でしょうか?
わかりやすくお願いします。

A/トシキ;レイとエースの回答で尽くされていると思います。被爆回避については、避難勧告圏外の人が除染(放射性物質を払い落としたり水で流したりすること)が必要な事態になることは本当に考えにくいと思いますので、気持ちの問題かと。実験で生の放射性物質はよく使うのですが、水で流すだけで簡単に落ちます。飛んでくる放射性物質をはエースの言うとおりイメージとしては花粉に近いです。なので対処も花粉対処と一緒になります。あとは食べ物に注意することですが、ここは日本なので間違い無く問題ないです。

Q/レイ;食べ物に関して、質問です。
放射性物質によって放射線を浴びる間の体への悪影響と体内に入ったときのことは、だいたい理解できたように思います。次は、周りの物が放射線を浴びた後、その物が人体に与える影響です。特に、食べ物。
花粉のイメージで捉えた場合、放射線の「源」を取り除けば、放射能の危険は除去できたことになるように思えるので、つまり、茨城のほうれん草も洗えば食べても大丈夫になるのでしょうか?
(牛乳は、洗うことが出来ないから、だめですね。)
もしかすると、放射線を浴びて遺伝子に損傷が起きた食べ物を食べることに危険性があるとか・・?
放射線を浴びた物に対する注意点みたいなものがあれば、お願いします。

A/エース;放射線は、たかが電磁波、
食品に影響を残せるほど有能ではありません。
放射性物質は残留出来るけど、生物濃縮(生体濃縮、食物連鎖による集積濃縮)が効かない限り、なかなかすぐには濃くならないよ。

A/トシキ;洗って、放射線物質が完全に落ちれば、普通の食べ物と全く同じです。完全には落ちないでしょうから汚染の程度問題です。
//放射線を浴びて遺伝子に損傷が起きた食べ物を食べることに危険性があるとか・・?これは全く危険ありません。
ここは日本なので、都内の店で普通に売られている食べ物は注意する必要もないと思います。日本国民は過敏に反応し、行政も必要以上に厳しく取り締まることは明らかですから。

蛇足ですが皆もっと危険なもの既に沢山体内に入れています。環境ホルモンだってどうなってるか分からないし、ポテトチップスに含まれているアクリルアミドなんてもろ発癌剤だし。実験するときは放射性物質と同じぐらい気を遣って使っています。少なくともタバコ吸ってポテトチップス好きで車乗り回している都内在住の人は今回の放射能騒ぎは全く無視して良いぐらいのリスクだと個人的には思っています。
http://allabout.co.jp/r_health/gc/321986/
でも環境ホルモン出すプラスチック製品を使わない生活は考えられないし、ポテトチップスやタバコもやめられないでしょうし、車のない生活も難しいでしょう。私も車に乗り、発癌物質食ってるなぁと思いながらポテトチップ食べ、稀ですが飲みに行ったときにたまに喫煙します。

★★★
 
以上、転載おわり。


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